
ランニング歴15年、U-makes・TOREMON・ユレニクイの3つを使い倒した私が、「次の選択肢」を見つけました。
「ランニングポーチ、結局どれがいいの?」
この問いに、私はずっと向き合ってきました。
U-makesはコスパ最強だけど、収納がパンパンで取り出しにくい。TOREMONは揺れにくいけど、ベルトが締め直しにくい。ユレニクイは揺れなさと収納力は最高だけど、重いし高い。
らびぃどれがいいの?
正直に言うと、フルマラソンでU-makesとTOREMONは使いづらいと感じました。ユレニクイに乗り換えてストレスはかなり減ったものの、重さ、ペットボトル収納部の固さによる腰への違和感、走行中にベルトを締め直せない、といった不満は残っていました。
そんな中で出会ったのが、Link-N(リンクエヌ)の2代目ランニングポーチです。



実際に使ってみた第一印象は「え、これ3,980円でいいの?」でした。
この記事では、U-makes・TOREMON・ユレニクイをすべて使い込んできた私が、Link-Nのランニングポーチを率直にレビューします。
U-makes、TOREMON、ユレニクイの3つを使い倒した私が、「次の選択肢」を見つけました。
- ランニングポーチ選びで悩んでいる人
- ユレニクイが気になるけど価格で躊躇している人
- 背面ポーチの取り出しにくさにストレスを感じている人
- フルマラソンで補給食やボトルを快適に持ち運びたい人
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 前面からすべてが1秒で取れるフロントポーチ構造 約175gの軽量設計(ユレニクイ比 約20%軽量化) 走行中に片手でベルトを締め直せる 揺れにくさはユレニクイ同等+バタつかないベルト 900デニール+YKKファスナーの高耐久仕様 | ペットボトルの出し入れに慣れが必要 トレイルランニングには向かない(そもそも用途が違う) |
Link-Nとは|大阪発・現役ランナーが開発するブランド


Link-N(リンクエヌ)は、大阪を拠点とするスポーツブランドです。
現役の市民ランナーと議論を重ねながら、「ランナーが感じる小さなストレスを一つずつ潰す」というコンセプトで製品開発を行っています。
今回レビューする製品は、Link-Nの2代目となるランニングポーチ。1代目の経験と、既存の主要ポーチ(U-makes、TOREMON、ユレニクイ)を徹底研究した上で、それぞれの課題を解消することを目指して開発されています。
既存のポーチの「惜しい部分」を全部潰しにきた製品です。
まず知ってほしい|主要3製品の「正直な課題」


Link-Nのレビューに入る前に、まず私がこれまで使い込んできた主要3製品の評価を整理させてください。
これを知っておくと、Link-Nの立ち位置がよくわかります。
| 項目 | U-makes | TOREMON | ユレニクイ |
|---|---|---|---|
| 商品の取り出しやすさ | × 背面・マチなし | × 背面・マチなし | ○ 前面・マチあり |
| 収納力 | × 最低限 | △ それなりに入る | ○ 収納力あり |
| 揺れにくさ | △ 体との接触面が少ない | ○ 滑り止めドットが効く | ○ 腹周りを包み込む |
| ベルトの締め直し易さ | ○ | × 端を固定するため難しい | × 締め直す想定なし |
| 余り紐の処理 | △ ウエストサイズによりバタつく | ○ 端を固定するためバタつかない | ○ 短くすればOK |
| 通気性 | ○ | × 通気性のない素材 | ○ |
| 軽さ | ○ | ○ | △ 若干重い |
| 耐久性 | △ 生地があまり強くない | ○ しっかりした生地 | △ 悪くないが高耐久とは言い難い |
| 価格 | ○ 約2,480円 | ○ | × 約6,000〜7,000円 |
※各レビューの詳細は個別記事をご確認ください




率直に書きます。



U-makesとTOREMONは、正直フルマラソンでは使いづらいと感じました。
理由はシンプルで、背面収納がとにかく取り出しにくい。
手を後ろに回して探る → うまく取れない → ポーチを前面に回す → 取り出す → また後ろに戻す。フルマラソン中にこの動作を何度も繰り返すのは、地味に消耗します。



大変そうに感じる
その後ユレニクイに乗り換えたことで、ストレスはかなり減りました。フロントポーチ構造で前面からサッと取れるのは本当に快適です。
ただ、ユレニクイにも以下の不満が残っていました。



何が気になったの?
- 重さ:約220gで若干重い。フルマラソン後半に地味に効いてくる
- ペットボトル収納部の固さ:しっかりしている反面、体の角度を変えた時に腰に違和感がある
- ベルトの締め直しができない:一度装着したら走行中の微調整は不可能
- 価格:約6,000〜7,000円は、試しに買ってみるにはハードルが高い
ユレニクイは間違いなく良いポーチ。でも「完璧か」と聞かれると、そうではなかった。



ポーチよりシューズやウェアにお金かけたいのに、6,000円以上はきついと感じます。
Link-N 2代目ランニングポーチの基本スペック


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| ブランド | Link-N(リンクエヌ) |
| 商品名 | ランニングポーチ(2代目) |
| 重量 | 約175g |
| ポーチ構造 | フロントポーチ(前面配置) |
| ポケット | メインポケット+前面ダブルメッシュポケット(上下2層・3cmマチ付き) |
| 対応ボトル | 500〜600mlペットボトル |
| スマホ対応 | iPhone Pro Maxシリーズ対応 |
| 素材 | ・フロント・ボトル収納部:900デニール(高耐久・撥水ナイロン) ・身体接触部・その他:400デニール(柔軟性・フィット感重視) 負荷のかかる部分はタフに、体に触れる部分はソフトに仕上げるハイブリッド構造です。 |
| ファスナー | YKK製 |
| ベルト構造 | 特許出願中(バタつかないベルト構造)/片手ワンタッチ調整対応 |
| Amazon評価 | ★4.5(2026年3月時点) |
| 価格 | ¥3,980(Amazon) |
スペック表だけ見ても「ユレニクイの弱点を全部つぶしてきたな」とわかります。
ちなみに、500mlのボトルはすっぽり入ります。




さらに、大容量の前面ポケットがあります。








フルマラソン時にはジェルを持参する方も多いと思います。
このポーチは余裕で入りますし、前面ポケットだから取り出しが容易!!








私はiPhone15Proを利用していますが、余裕で収納できます。
公式サイトではiPhoneProシリーズも収納できると記載があるので、iPhoneユーザーは安心して購入してください。
実際に使ってわかったメリット5つ


ここからは、実際にランニングで使用した体感をもとに、メリットを5つ紹介します。
メリット①【一番伝えたい】:フロントポーチ構造で「すべてが前面から1秒で取れる」
この記事で一番伝えたいのが、フロントポーチ構造の圧倒的な快適さです。
U-makesやTOREMONを使っていたランナーの方、こんな経験はありませんか?
- 補給食を取ろうとして手を後ろに回すけど、うまく掴めない
- 仕方なくポーチを前面にグルッと回して取り出す
- 取り出したら、またポーチを後ろに戻す
- フルマラソン中にこれを何度も繰り返す
私はこの動作が本当にストレスでした。特に30km過ぎて疲れている時、腕を後ろに回すのすらしんどい。
Link-Nはユレニクイと同じフロントポーチ構造を採用しています。
つまり、すべての収納がお腹側にある。



前面にあると、取り出しやすくて便利!!
補給食のジェルを取りたい時、サッと手を前に伸ばすだけ。走っているフォームをほとんど崩さずに取り出せます。
さらに嬉しいのが、前面ダブルメッシュポケット(上下2層・3cmマチ付き)の存在。
これのおかげで、補給食を上段と下段で種類別に整理して入れておけます。手探りで「あれどこだっけ?」と探す必要がない。フルマラソンの補給計画を立てている人には、この「整理できる」機能はかなり便利なはずです。
そして個人的に気に入っているのが、走っている途中できれいな風景に出会った時、スマホをサッと出して撮れること。
背面ポーチだと「まあいいか」と諦めていた場面でも、フロントポーチなら一瞬で取り出せます。ランニングの楽しみ方が変わりました。



一度フロントポーチを体験すると、背面ポーチには戻れません。それくらいの差があります。
メリット②:軽い。約175gはユレニクイ比で約20%軽量化


Link-Nのポーチの重量は約175g。ユレニクイのスタンダード(約220g)と比べて約45g、約20%の軽量化です。
「たった45gでしょ?」と思うかもしれません。
でも、フルマラソンを走ったことがある方ならわかるはずです。30kmを過ぎた後半、体のあらゆる部分が重く感じる時間帯。この時にポーチの「たった45g」の差が、じわじわ効いてきます。
軽いは正義。これはランニングギアにおける不変の真理です。



軽くて収納ができて便利だ!
シューズの軽量化にこだわるランナーなら、ポーチの軽さにもこだわってほしい。
メリット③:走行中に片手でベルトを締め直せる
ユレニクイを使っていた時に感じていた不満の一つが、走行中にベルトを締め直せないことでした。
例えば、走り始めにペットボトルを入れた状態でベルトを調整しても、給水してボトルの中身が減ると、ポーチ全体のバランスが変わります。少し緩くなって揺れが出てくる。でもユレニクイは、その場で締め直す想定で作られていない。


Link-Nは、走行中でも片手でベルトの締め直しが可能です。
ボトルの量が変わった時、走りながらサッと微調整できる。立ち止まる必要がない。この「走りを止めなくていい」という安心感は、レースでは特に大きいです。
地味な機能に見えるけど、実際に使うとこの便利さがわかります。
メリット④:揺れにくさはユレニクイ同等+バタつかないベルト構造



安くて軽いけど、揺れるんでしょ?
と思った方、安心してください。
実際に使った感覚として、揺れにくさはユレニクイと同等レベルです。それに加えて、Link-Nには特許出願中の「バタつかないベルト構造」が採用されています。



つまり、ユレニクイと同等かそれ以上となります。
ベルトの余り部分がバタつくのは、走っている最中に意外と気になるポイントです。U-makesではウエストサイズによってベルトがバタつく問題がありました。Link-Nはこの問題を構造的に解消しています。
揺れない。バタつかない。走りに集中できる。
ランニングポーチに求める「当たり前」をしっかり押さえています。
揺れにくさで妥協していないのが、この製品の信頼できるところです。
メリット⑤:耐久性と快適性を両立した「素材の使い分け」
このポーチの隠れたこだわりが、場所によって素材の厚みを変えている点です。
- フロントポーチ&ボトル収納部: アウトドアギア並みの強度を誇る「900デニール」の高密度ナイロンを採用。型崩れしにくく、枝や岩に擦れても安心なタフな作りです。
- 身体に触れるその他の部分: 柔軟性のある「400デニール」素材を使用。
もし全部を900デニールで作ってしまうと、ゴワゴワして着け心地が悪くなってしまいます。
「荷物はしっかり守りつつ、体へのフィット感は柔らかく」。このハイブリッドな素材使いこそが、長時間のランニングでもストレスを感じない理由です。



カラダに近いところが柔らかいなら使いやすいね!
さらに、ファスナーはYKK製。ファスナーの品質は長く使う上で地味に重要なポイントで、安いポーチだとファスナーのスライドが悪くなって開閉にストレスを感じることがあります。YKK製なら安心感があります。



確かにYKKさんなら安心だね
ポーチの耐久性は、素材とファスナーで8割決まると思っています。
正直に書くデメリット・気になった点


メリットだけでなく、気になった点も正直に書きます。
デメリット①:ペットボトルの出し入れに慣れが必要
ペットボトルを固定するゴムバンドが、ボトル側ではなくポーチ側に付いている構造になっています。
このため、ボトルを入れる際にゴムを広げながら差し込む動作が必要です。最初の数回は「ちょっと入れにくいな」と感じました。
慣れてしまえば問題ないレベルですが、走行中に片手でスムーズにボトルを戻すには少し練習が要ります。最初のランニングの前に、何度か出し入れの練習をしておくのがおすすめです。
3〜4回やれば慣れます。最初だけの辛抱です
デメリット②:トレイルランニングには向かない


これはデメリットというよりも「用途の違い」です。
Link-Nのランニングポーチは、市民ランナーのロード走行やフルマラソンを想定して開発されています。トレイルランニングのような、山道を走るハードな環境には向いていません。


※トレイルランにはリュックタイプが向いています。私が使っているサロモンのレビューもあるので参考にしてください。


トレイルランの場合は、ベストタイプやハイドレーション付きバックパックを選びましょう。そもそも求められる機能が違うので、これは欠点ではなく設計思想の範囲外ということです。



ロードランナー向けに機能を尖らせた製品。だからこそロードでは強い
徹底比較|人気ポーチ「ユレニクイ」と「Link-N」の違いは?


長年愛用してきた「ユレニクイ」と、今回登場した「Link-N」。
どちらも素晴らしいポーチですが、実際に使い比べてみると「ランナーの悩みを解消する工夫」において、Link-Nが一歩リードしていると感じました。
実際に両方を使った私が、項目ごとに比較します。
| 項目 | Link-N | ユレニクイ | 判定 |
|---|---|---|---|
| 重量 | 約175g | 約220g | Link-N |
| 揺れにくさ | ○ | ○ | 引き分け |
| ベルト調整 | 走行中に片手で可能 | 走行中の調整は不可 | Link-N |
| 取り出しやすさ | ○ フロントポーチ | ○ フロントポーチ | 引き分け |
| 収納力 | ○ ダブルメッシュポケット | ○ | Link-N(整理しやすさで優位) |
| 耐久性 | ○ 900D(収納部)+ 400D(フィット部)+YKK | △ 悪くないが高耐久とは言い難い | Link-N |
| ベルトのバタつき | ○ 特許出願中の構造 | ○ 短くすればOK | 引き分け |
| 腰への違和感 | ○ | △ ボトル収納部が固く違和感あり | Link-N |
| 価格 | ¥3,980 | 約¥6,000〜7,000 | Link-N |
①:フィット感の違い|「硬さ」と「柔らかさ」のハイブリッド
ユレニクイは全体的にソフトな着け心地。
対してLink-Nは、揺れやすいボトル部分はガッチリ硬く(900D)、体に当たる部分はソフト(400D)に仕上げたハイブリッド構造。



「揺れないのに痛くない」絶妙なバランスです。
②:使い勝手の違い|走行中でも片手で調整可能
ユレニクイは一度ベルトを決めると調整しにくいのが難点でした。
Link-Nの最大の進化点はここ。走りながらでも片手でシュッと締め直せるんです。
しかも、あえて緩めに締めてもズレにくい構造(100kmウォークの練習で検証済み!)になっているので、長時間のランでもストレスが溜まりません。



100キロウォークの練習で検証済なら安心だね
③:収納力(ボトルの安定感)の違い|深めのポケットでガッチリ固定
実はここが一番の差かもしれません。
ユレニクイはポケットが少し浅め(ボトルの3/5くらい)なので、激しく動くと重心がブレることがありました。
Link-Nはポケットが深く(ボトルの4/5くらい)、すっぽりと包み込む設計。
重心が低く安定するので、ボトルが暴れる感覚が驚くほど軽減されています。



比較してみるとわかりやすいね!
一点だけ補足すると、ユレニクイは2009年から改良を重ねてきた実績と、ランナーコミュニティでの圧倒的な知名度があります。
「多くのランナーが使っている安心感」を重視する方にとっては、ユレニクイも依然として良い選択肢です。
こんなランナーにおすすめ|合う人・合わない人


- フルマラソンでペットボトルや補給食を快適に持ち運びたい人
- ユレニクイが気になっていたけど、¥6,000超の価格で躊躇していた人
- 走行中にベルトを微調整したい人
- フルマラソンで補給食やボトルを快適に持ち運びたい人
- フロントポーチの便利さを体感してみたい人
- ペットボトル不要で、スリムなベルト型ポーチが欲しい人
- トレイルランニングなど過酷な環境で使う人
特にU-makesやTOREMONからのステップアップを考えている人には、最適な選択肢です。
まとめ|¥3,980以上の価値はあるか?


結論を書きます。
¥3,980以上の価値は、間違いなくあります。
ユレニクイが約6,000〜7,000円であることを考えると、同等以上の機能がこの価格で手に入るのは率直にコスパが高い。
U-makes・TOREMON・ユレニクイ、主要3製品をすべて使い倒してきた私が、今「フルマラソンで一つ選ぶなら?」と聞かれたら、Link-Nを選びます。
理由はシンプルです。フロントポーチで取り出しやすい。軽い。ベルトを走りながら調整できる。揺れない。素材が丈夫。そして安い。



じゃあ、僕は買おう!



僕も!
ランナーが求める「当たり前」を全部押さえた上で、3,980円。
| メリット | デメリット |
|---|---|
| 前面からすべてが1秒で取れるフロントポーチ構造 約175gの軽量設計(ユレニクイ比 約20%軽量化) 走行中に片手でベルトを締め直せる 揺れにくさはユレニクイ同等+バタつかないベルト 900デニール+YKKファスナーの高耐久仕様 | ペットボトルの出し入れに慣れが必要 トレイルランニングには向かない(そもそも用途が違う) |
ランニングポーチで悩んでいる方、ユレニクイの価格で躊躇していた方、背面ポーチのストレスから解放されたい方。ぜひ一度試してみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございます。この記事が皆さんのポーチ選びの参考になれば嬉しいです。では、ランニングスパイラルでした。
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