この記事は、GarminのForerunner 165を実際に使ったレビューをGarmin歴11年目のワタシが紹介する記事です。
最近のランニング用のスポーツウォッチ高いなぁ
という方は多いと思います。
そんな方に向けて、信頼と実績のGarminが2024年に発売した「Forerunner 165」という入門編のスポーツウォッチを紹介します。
標準機能でランニングフォームの分析ができ、3万円台で購入できる非常にお得なスポーツウォッチ。
超おすすめです
- コスパが良いランニングウォッチを探している人
- Forerunner 165について知りたい人
- Forerunner 165の機能を知りたい人
- Forerunner 165を実際に使った人のレビューを見たい人
- 数あるウォッチの中から、Forerunner 165を選んだ理由を知りたい人
これらに当てはまった方は損はしないので、ぜひ読んでください。
結論を書くと、Forerunner 165は、迷っているなら購入すべきスポーツウォッチです。
その理由は大きく2つ。
1つ目は、タイム、心拍数、VO2maxが測定できるだけでなく、標準機能でランニングフォームの分析が可能な事。
2つ目は、5万円以上が当たり前のスポーツウォッチの中で、Garminブランドが3万円台で購入できるコスパの良さです。
具体的な理由は、このあと紹介しますが、この2点を深堀りする内容となっています。
では、”Forerunner 165とは”から紹介するので、最後まで読んでください。
※ちなみに購入直後に私はこんな事をつぶやいてました。
ガーミン Forerunner 165とは
ガーミンForerunner 165は、ランニング初心者に最適なGPSウォッチです。
1.2インチのAMOLEDディスプレイを搭載し、鮮やかな画面で炎天下でも非常に見やすいディスプレイです。
タッチディスプレイによるスムーズな操作が可能で、シリコンバンドは肌触りが良く、汗をかいても快適です。
そして注目して欲しいのがコーチング機能について。
Forerunner 165にはコーチング機能が充実しており、無料でプロのアドバイスを受けられます。(Garminのランニングダイナミクスポッドとほぼ同等の機能を内蔵)
時計をするだけで、ランニングダイナミクスポッドを装着しなくてよく楽です。
価格は3万円台中盤と高めですが、機能性を考えれば投資に値します
ガーミン Forerunner 165の外観
ブラックだからオフィスでも使えてます。
AMOLEDディスプレイが鮮やかです。
画面を上にスライドすると、このように切り替わります。
ご覧頂いているように、非常にクリアで見やすいディスプレイです。
左腕に装着し、横から見てみました。薄いです。
また、手首にサイズに合わせやすいように「穴」がたくさん空いています。
充電は、裏面にある「点々」にケーブルを差して充電します。
ケーブルの反対側は「タイプC」だから、iPhoneを持ってる人は充電しやすいですね。
この「RUN」ボタンを2回押してランニングをスタートします。
画像を見てもらってわかったと思いますが、特に印象的なのがディスプレイの鮮やかさですよね。
私はオフィスでも使いやすいブラックを選択しましたが、全4色あるのでお好きな色を選んでくださいね。
ガーミン Forerunner 165の3つの特徴
様々な機能を実装しているForerunner 165ですが、特に注目して欲しい機能を3つ紹介します。
- 高精細AMOLEDディスプレイだから視認性が良い
- 専門性の高いランニング機能を実装
- 血中酸素濃度測定が実装
高精細AMOLEDディスプレイだから視認性が良い
Forerunner 165は、エントリーモデルとしては初めてAMOLEDディスプレイを搭載しています。
明るくて色鮮やかで、直射日光下でも見やすいディスプレイです。
また、タッチ操作が可能で、スマートフォンのように直感的に操作できます。
通常はタッチ操作が可能で、ランニング中はタッチ操作は制御されており、物理ボタンのみでの操作。
誤操作を防止してくれます。
ランニング中に見やすいのは大事!
専門性の高いランニング機能を実装
Forerunner 165は、低価格ながらも、上位モデルに匹敵するほどのランニング機能を3つ搭載しています。
1つ目は、ランニングダイナミクスという機能では、ランニングフォームや効率を測定することができます。
2つ目に、ランニングパワーという機能では、ランニング中のパワーを表示することができます。
3つ目は、トレーニング効果という機能で、ランニングの有酸素・無酸素効果を評価することができます。
これらの機能は、ランニングのパフォーマンスを数値で表してくれるので、自身のランニングを分析し、向上させるのに役立ちます
これが内蔵されているのは本当に大きい
※内蔵されていない場合は、ランニングダイナミクスポッドかCASIOの「Runmetrix」がないと分析できませんでした。(どちらも1万円以上)
血中酸素濃度測定が実装
血中酸素濃度測定を測定できると何がいいか?それは、大きくこの3点です。
- トレーニングの最適化
- 過剰な運動の警戒
- リカバリーの評価
簡単に書くと、血中酸素濃度は運動強度や疲労度に影響を与えます。
だからトレーニング中の酸素供給を最適化することで、エネルギーの効率的な使用や持久力の向上を図ることができます。
同様に、過剰な運動をしてしまった場合は、数値ですぐにわかるし、リカバリーがどの程度必要かがすぐにわかります。
この機能が実装されていて、ウォッチ本体・スマホアプリのどちらでも非常にわかりやすく通知してくれます。
なんか良さげだなと思ってもらえれば嬉しいです。
他にも音楽機能を内蔵していたりと、特徴はありますが、特にこの3点だけ覚えておいてください。
入門編のスペックとしては高スペックです
ガーミン Forerunner 165の商品詳細
商品名 | Forerunner 165(music保存機能なし) |
---|---|
ブランド | Garmin(ガーミン) |
ディスプレイ | AMOLEDディスプレイ(タッチパネル) |
画面サイズ | 1.2インチ |
重量 | 39グラム |
GPS | マルチGNSSモード |
GPS稼働時間 | 約19時間 |
防水性 | 5ATM (水深50メートルで10分間の防水性能) |
ヘルストラッキング | 心拍数、睡眠、ストレス |
ランニングフォーム分析 | あり |
定価 | 39,800円(税込) |
Musicを約450曲内蔵できる「Musicありバージョン」は、44,800円(税込)。
音楽の有無で5,000円の差。
私は、iPhone経由で音楽を利用しているから「無し」を購入しました。
ご自身の使い方で選択してくださいね。
ちなみにカラーは4色展開だよ
ガーミン Forerunner 165のレビュー
このカテゴリーでは、私が実際に使用して便利だと感じた5点を紹介します。
購入を検討している人が一番気になる事だと思うので、丁寧に説明していきます。
- ランニング中にディスプレイが非常に見やすい
- 軽くて走っていて気にならない
- 振り返りができる充実したデータ
- 充電し忘れても大丈夫なバッテリー容量
- 普段遣いでライフログが集約される
ランニング中にディスプレイが非常に見やすい
1つ目は、視認性について。
AMOLEDディスプレイというワンランク上の機種で用いられていたディスプレイが、Forerunnner 165で利用されています。
晴天や雨の時は、ディスプレイが見えづらい事があると思います。
ただ、このAMOLEDディスプレイは、非常に見やすくパッと見るだけで、情報収集が可能になります。
購入前に調べて良いのは知っていましたが、想像より良かったです
軽くて走っていて気にならない
Forerunnner 165は、39グラム。
私が以前使用していたスポーツウォッチは42グラムでしたが、非常に軽く感じます。
軽いのは正義。
走っていても腕に装着しているのを忘れるくらい軽いです。
また、バンドの穴がたくさんあり、調整しやすいのも好印象です。
細部にこだわりを感じる事ができます
振り返りができる充実したデータ
ガーミンのアプリでランニングの詳細を確認する事ができます。
つまり、毎回のランニングを振り返る事で、次の対策を立てる事ができます。
足るを知る事が上達の近道
タブ名「統計」は以下3枚の画像の項目が確認できます。
タブ名「概要」にマップがあり、特定できてしまうので割愛させていただきます
タブ名「ラップ数」では、ランニングで重要な平均ペースを確認する事ができます。
タブ名「グラフ」はその名の通りランニングをグラフ化してくれます。
わかりやすいですね。
充電し忘れても大丈夫なバッテリー容量
Forerunner 165のランニング時の使用は約19時間となっていますが、スマートウォッチモードだと最大13日間充電が不要になります。
フル充電したら、一週間充電しなくても、1~2時間程度のランニングなら大丈夫です。
Apple Watchユーザーだった私からすれば、この充電容量は神レベルです。
毎日装着していて電池が減らないのよ
普段遣いでライフログが集約される
ランニングだけでなく、普段遣いする事でライフログが集約され良いことがあります。
それは睡眠やストレスを含めて、自身のカラダや健康を管理してくれ、ランニングや健康に非常に役に立つからです。
Apple Watchでも同様に測定できますが、ランニング時は別の時計という方も多くいます。(以前のわたしがそうでした)
日常とランニング時装着する事でより詳細のデータを蓄積する事ができます
実際に装着してみてわかった特徴を5つ紹介しました。
購入前のイメージより満足度が高く個人的には非常に満足しています。
これから購入を検討している人はぜひ参考にしてください!
Forerunner 165の競合商品と比較
Forerunner 165を購入しましたが、購入するまでに比較検討した端末が2つあります。
- FOREATHLETE 55(フォーアスリート55)
- COROS PACE 3(カロス ペース3)
どちらの端末も2~3万円台で購入でき、なおかつ基本的なスペックを備えています。
というわけで、主要機能の比較をしたいと思います。参考にしてください。
Forerunnner165 | FOREATHLETE 55 | COROS PACE 3 | |
---|---|---|---|
ブランド | Garmin | Garmin | COROS |
画面サイズ | 1.2インチ | 1.04インチ | 1.2インチ |
重量 | 39グラム | 37グラム | 30グラム |
GPS | マルチGNSSモード | マルチGNSSモード | 2周波GPS |
GPS稼働時間 | 19時間 | 20時間 | 38時間 |
ランニングフォーム分析 | 対応 | なし | なし |
発売日 | 2024年2月 | 2021年6月 | 2023年8月 |
価格 | 39,800円 | 32,000円 | 33,000円 |
購入する | 購入する | 購入する |
競合の2つの時計は、私が本当に購入しようと検討していた時計です。
特にCOROS PACE3はネット通販で会計まで行き、途中でやめていた商品。
ではなぜ私がForerunner 165を選んだかを次の項目で説明したいと思います。
どれも本当に迷った時計です
私がForerunner 165を選んだ5つの理由
私がForerunne 165を選択したのは、この5つの理由からです。
- Garmin歴11年だから継続してGarminを使いたかった
- GPSがマルチGNSSで即電波を掴む
- 入門編だけどランニングフォームの分析が可能
- 高スペックだけど価格が3万円台
- 2024年2月発売で最新機種となるから
順番に説明します
Garmin歴11年だから継続してGarminを使いたかった
COROSも検討しました。購入手前まで行きました。
しかし、Garminは、2012年から使っていて愛用しています。走行データも蓄積されています。
今まで使ったGarmin端末に不満はなく、非常に良い印象を持っていました。
だから買い替えるならGarmin機種を利用したいと思っていました。
GPSがマルチGNSSで即電波を掴む
私がGarminを好んでいる理由の一つに電波が良い事があります。
Garminは、私の体感では電波を10秒以内には掴み、即計測が可能です。
私はCasioが発売するランニングフォームを分析できるRunmetrixを愛用してますが、弱点は電波を掴まない事。3分程度はかかっています。
比較にならないくらい早く、電波を掴むGarminは継続して利用したいと思っていました。
エントリーモデルだけどランニングフォームの分析が可能
Forerunne165は初心者や最低限のスペックを搭載したエントリーモデルのスポーツウォッチとなります。
しかし、Forerunne165はランニングフォーム分析が内蔵されています。
非常にお得だと思いませんか?
というわけで、ランニングフォームの分析ができる点が3つ目の理由となります。
高スペックだけど3万円台で購入が可能
エントリーモデルではないGarminの時計は6万円以上が当たり前。
Forerunne165はエントリーモデルですが、今まで紹介したように非常に高スペックです。
COROS PECE3も3万円ですが、ランニングフォーム分析はありません。
Forerunne165はランニングフォーム分析ができる高スペックでありながら3万円台で購入が可能。
ただ安いだけでなく、高品質なのがポイント
2024年2月発売で最新機種となるから
私が購入したのは、東京マラソン2024の2日前の24年3月1日。
同じGarminのエントリーモデルであるForerunne55も検討しましたが、21年発売なので3年前の時計になってしまいます。
Garminの時計は頑丈なので3~5年使うと想定すると、3年後には非常に古い時計になってしまいます。
というわけで、24年2月に発売され、現時点では最新機種となるForerunne165を選択しました。
Garminエントリーモデルとして、しばらく活躍すると思います
この5つの理由から私はForerunne165を選択しました。
エントリーモデルのスペックで問題なく、コスパ良くランニングウォッチを使いたい人にはオススメです。
選択基準は人それぞれかと思いますので、いろんな機種と比較して購入してくださいね。
ガーミン Forerunner 165のよくある質問
ガーミン Forerunner 165の評判
Xのポストを中心に検索してみましたが、発売直後という事でまだコメントは少なめでした。
今確認できる主要なポストを貼り付けるので、参考にしてくださいね。
ガーミン Forerunner 165をおすすめする人
記事も終盤に差し掛かってきたので、ここでForerunner165を購入した方が良い方をまとめてみました。
- スポーツウォッチは欲しいけど、5万円以上は払いたくない人
- ランニングフォーム分析機能を試してみたい人
- ガーミンの最新エントリーモデルを欲しい人
これに該当した方は、前向きに購入を検討する事をオススメします。
とにかく損をしないスポーツウォッチがForerunner165という時計です。
とにかく満足度が高いです
ガーミン Forerunner 165のまとめ
というわけで、長文になりましたが、GarminのForerunner165を紹介してきました。
Forerunner165は、①標準機能でランニングフォーム分析が可能、②3万円台で購入できるコスパの良さが魅力です。
ランニングを始めたばかりのランナーから、サブ3を狙うようなガチランナーまで、幅広い層で利用できる本当に優れた時計です。
皆さんの参考になれば嬉しいです。そして
最後まで読んでいただき、本当にありがとうございます
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ではまた。ランニングスパイラルでした。