ロジカルシンキングを用いてランシューズを選んだ話
ロジカルシンキングを用いて新シューズ(ズームフライ6)を選びました。
私の目標は「10年ぶりのサブ4達成」
今使用しているシューズが500キロを超え、サブ4に向け新シューズの購入を検討していました。しかし、どのシューズ選べばいいか迷っていました…。
そこでビジネスマンらしくロジカルシンキングを用いたら、迷っていたのが嘘みたいに簡単に選ぶ事ができました。
いつもと少し趣向が異なりますが、たまにはいいでしょ。
というわけで、
- 現状の洗い出し
- 課題抽出
- 解決策
- 将来のイメージ
の順番で説明していきます。
詳細は本編で説明しますが、結論を書くとナイキ「ズームフライ6」を選択しました。
最後まで読んでいただくと、ご自身のシューズ選びの参考になります。
目標はサブ4達成
私の目標であるゴールはサブ4達成です。
10年ぶりに自己新記録を達成して、美味しいビールを飲むためサブ4達成を目指しています。
その為の手段の一つが「最適なシューズ選び」。
各メーカーからたくさんシューズが発売されていますが、自分に合うシューズがわからず、選べずにいました。
そこで仕事で使っているロジカルシンキングを活用してみました。
「現状の洗い出し」→「課題抽出」→「解決策」→「将来のイメージ」の順番で考えたので、順番に説明しますね。
難しそうなイメージですが、読むと簡単に思えますよ
現状の洗い出し
現状を理解するために2つの洗い出しを行いました。
一つ目はフルマラソンに関してです。
目標が”サブ4達成”なので、今の自分にとってフルマラソンの何が課題かを考えてみました。
フルマラソン完走の洗い出し
- 直近のフルマラソンのタイム:4時間5分23秒
- 2024年12月 湘南国際マラソン
- シューズ:クラウドフロー4
- 30キロまで5分30秒ペースで走れた
- 36キロ以降6分50秒ペースへ大失速
- 筋持久力が足りない
- 自分にはまるランニングフォームが見つかったが時間が足りなかった
- 24年2月 クラウドフロー4で最後失速し、4時間10分
- 24年3月 ペガサス40で体力を出し切って、4時間13分
- 記録を出す場合、クッション性だと出しづらい可能性が高い
- ナイキのシューズはサイズ、横幅がぴったり合う
- アシックス、アディダスはサイズ、横幅が合わない
24年12月に行われた湘南国際マラソンを走っていたので、その振り返りを行いました。
上記のように非常に多くの項目を洗い出す事ができました。
まとめる事は考えず、数を出すことが重要です
※湘南国際マラソンのレビューはこちら
ランニングフォームの洗い出し
続いて行ったのは自身のランニングフォームを知る事です。
35キロ以降に不安があるので、ランニングフォームに課題があるか確認しました。
ちなみにランニングフォームを確認する方法は、Runmetrixというランニングフォームを計測できる器具とアシックスの「Running Date Managemer」サイトを利用しました。
Running Date Managerは一部有料ですが、無料でも充分活用できます
- Runmetrix(ランメトリックス)…2年以上使用し、データの蓄積はある
- Running Date Managemer…ランニングフォームの分析が可能なサイトを24年9月に利用していた
②Running Date Managemerを活用したランニングフォームのタイプ分析は有料。
分析の結果、私のフォームは、「跳躍タイプ」とわかりました。(うさぎのイメージとの事)
※跳躍タイプ…シャープな接地で伸びやかな走り
このようにフルマラソンとランニングフォームに関する洗い出しをしました。
※Runmetrixのレビューはこちら。初心者~ベテランランナーまでおすすめです
サブ4を達成するための課題
続いて洗い出した現状の何が課題か分類しました。
そこでわかった一番の課題は、フルマラソン後半で体力がなくなること。
具体的には、飛び跳ねる走り方をする跳躍タイプだけど、筋持久力が足りず後半足にきやすい事。
24年12月の湘南国際マラソンは、30キロまではサブ4達成ペースでしたが、35キロ以降失速し、サブ4を逃しました。
このように、課題は体力がなくなる事であり、足の負荷を軽減するシューズを選ぶ必要がある事がわかってきました。
サブ4を達成する為のシューズの選び方
そこで体力を増やすためのトレーニングが必要となりますが、当記事では割愛します。
足の負担を軽減できるシューズを選べばいいのですが、どのようなシューズがあるかわかりませんでした。
そこでランニングシューズを機能別で調べてみました。
シューズの機能別の洗い出し
クッション性やスピード重視など、各シューズの特徴を機能別で調べてみました。
その結果がこちらです。
タイプ | 特徴 | 代表的なシューズ |
---|---|---|
クッション性 | 着地の衝撃を吸収し、膝や関節への負担を軽減。長距離ランニングや初心者におすすめ。 | ズーム ペガサス41、 Fresh Foam X 1080、 アシックス ゲルカヤノ |
レース用 | 着地時のエネルギーを効率よく推進力に変え、スピードアップをサポート。レースやスピードトレーニングに最適。 | ヴァイパーフライ3、 メタスピードPARIS、 ADIZERO ADIOS PROS3 |
バランス型 | クッション性と反発性をバランス良く兼ね備え、様々なランニングシーンに対応。オールラウンドに使えるシューズ。 | メタスピード4、 YOGIRI+、 ズームフライ6、 クラウドモンスターハイパー |
選び方
シューズの機能別が理解できたので、どのタイプを選ぶべきか検討しました。
前提条件は、この2点です。
- 35キロ以降で体力がなくなる
- ランニングフォームは跳躍タイプ
この条件から検討するとレース用は選択肢から外れます。
次に、クッション性とバランス型のどちらがより優れているかの判断です。
前提条件 | タイプ | 理由 |
---|---|---|
35キロ以降で体力がなくなる | クッション性、バランス型 | ある程度のクッションは必要 |
ランニングフォームは跳躍タイプ | バランス型 | 跳躍タイプは反発を必要とする |
表を見てもらうとわかるように、バランス型が良いと判断しました。
クッション性とも迷いましたが、24年3月のフルマラソンでクッション性タイプのシューズで完走しましたが、記録はイマイチというのも判断基準になっています。
バランス型の中からズームフライ6を選んだ理由
機能別ではバランス型が良いと判断しました。
次に具体的にどのメーカーのシューズを選択するかの判断となります。
結論を書くと、ナイキのズームフライ6を選択していますが、選定理由は以下の通りです。
- バランス型のシューズ
- 反発とクッション性を両立している
- ナイキのシューズを10年以上利用している実績がある
- ナイキのシューズだと足幅がちょうどいい
- デザインが良い
- 競合商品と価格帯はほぼ変わらない
- ナイキアプリを利用していたので13%の割引が利用できた
- 競合商品より安価の価格帯となった
- Youtubeや記事で評判が良い
- サブ3.5~4に対応しているシューズ
10個の理由からズームフライ6を選択しました。
ズームフライ6はしっかり走り込んでからレビュー記事を書く予定です。
あまり見ないカラーだと思いますが、私はズームフライ6プレミアムを選択しています
ちなみに、検討段階では、これらのシューズを比較検討していました。
ズームフライ6と同じくらい迷った競合商品
シューズ名 | 特徴 | 断念した理由 |
---|---|---|
アシックス YOGIRI+ | プレート入りのサブ4を目指す人に特化 | 機能面に差はないが、アシックスは足幅が合いにくい。ズームフライ6のデザインの方が好みだった |
HOKA リンコン4 | プレートはないが、軽量で反発を得られる | デザインは好みで価格も申し分なし。今回反発性を求めていた為、ズームフライ6に軍配。 |
on クラウドモンスターハイパー | 高いクッション性と反発性を両立している | 機能面は申し分ないが、価格が高い。成功の保証があればいいが、26,000円は失敗のリスクがある |
HOKAのリンコン4は最後まで迷ったシューズです。事実、カートまで入れました。
特にデザインは一番好きでした。
ただ跳躍タイプの私は反発性を求めていたので、より反発性を期待できるズームフライ6を選択しました。
またリンコン4は16,500円(税込)と安価なのが魅力でしたが、NIKEの割引を使用するとほぼ変わらない金額となったのも、ズームフライ6を後押しした理由となりました。
私はズームフライ6を選択しましたが、よいシューズはたくさんあるのでご自身にあったシューズを選んでくださいね
ズームフライ6で実現できる将来像
というわけで、ズームフライ6に期待している事も書いておきます。
- 35キロ以降の粘れるようにクッション性で負担を軽減
- 今まで以上に効率的にランニングができる反発力
察しがよい方は気がついたと思いますが、課題が解決できる事です。
それなので、今の課題を解決して、サブ4達成が実現できる良い未来を想像しています。
ロジカルシンキングを用いるとシューズ選びは簡単
ズームフライ6を購入した過程をロジカルシンキングを用いて解説してきました。
これは私の選択方法なので、ぜひ仕事でロジカルシンキングを使っているという方は、ぜひ検討してみてください。
というわけで、最後まで読んでいただきありがとうございました。
ランニングに関する記事を書いているので、気になる記事があればクリックして読んでみてください。
ではまた。ランニングスパイラルでした。