
この記事は【ランメトリックス完全ガイド】の中の1記事です。セットアップから活用・AI連携まで、全体を知りたい方はこちら。

ランスパランニング歴15年、走行距離1.5万キロ突破した私が、実際に使用して、レビューを書いています。
自分のランニングフォームを客観的に数値化し、伸び悩みを打破したい——。そんなランナーから注目を集めるカシオ×アシックスのモーションセンサー「Runmetrix(ランメトリックス)」。


1.6万km走ってきた私の結論から言うと、Runmetrixは「感覚頼みのフォーム改善から脱却させてくれる強力な分析ツール」です。一方で、Garmin等のGPSウォッチとの併用時には操作の手間が発生するなど、事前に知っておくべき注意点も存在します。
本記事では、自腹購入した実機をもとに、測定精度のリアルやGarmin連携の実際、導入すべき人の条件を率直にレビューします。



6ヶ月使ったレビュー記事も書きました。実際の使用感を知りたい人は、こちらもご確認ください。




私のランニングの実績!
- 累計走行距離……1.6万キロ
- ランニング歴……15年以上
15年間で様々なガジェットを試してきました。
実際使ったアイテムを皆様にわかりやすくお伝えしていきます。
Runmetrix(ランメトリックス)で何ができるのか?基本機能を整理


Runmetrixは、腰の後ろ(パンツのウエスト中央)に装着して走るだけで、走行時の体の動きを3Dで感知し、フォームを詳細に分析してくれる小型モーションセンサーです。
従来のGPSウォッチでは計測できなかった以下の項目が、スマホアプリ上で可視化されます。
- 骨盤の動き・傾き:骨盤の引き揚げや左右のブレ、後傾の度合い
- 着地の衝撃・ブレ:着地時の衝撃の強さやプロネーション(足首の倒れ込み)傾向
- 軸ブレ・上下動:体幹の安定性とエネルギーロス
- フォームスコア(100点満点):6つの指標から算出される総合的な走り方の分析
実際に使って分かった3つの大きなメリット


1. 感覚ではなく「数値と3Dアニメーション」で走りが分かる
「腰が落ちている」「体幹がブレている」と人に言われても、自分ではなかなか修正できません。


Runmetrixは走った後のフォームを3Dアニメーションで再生でき、自分の体がどう動いているのかを一目瞭然で把握できます。感覚と実際の動きのズレを埋めるツールとして極めて優秀です。
2. 疲労による「フォームの崩れ」が時系列で可視化される
走行中のラップごと、あるいは距離ごとのスコア推移が確認できます。
「15km以降に急激に骨盤が後傾している」「後半になると左足の着地衝撃が増す」といった自分自身の癖が明確になるため、弱点を補強する筋トレやドリルを具体的に絞り込むことができます。
3. Garmin連携で「走行データ」と「フォームデータ」を一元管理できる


Garmin Connectと連携設定を行うことで、Garmin側で計測したアクティビティデータ(距離・ペース・心拍数)と、Runmetrixのフォーム分析データをアプリ上で紐付けて管理することが可能です。
手持ちのGarminの走行データと連動させた詳細な振り返りが可能になります。
RUNMETRIX(ランメトリックス)の商品詳細
| 型番 | CMT-S20R-AS |
|---|---|
| 通信機能 | Bluetooth5.0 |
| 外部接続端子 | マイクロUSB |
| 搭載センサー | 9軸センサー(加速度、ジャイロ、磁気)、気圧 |
| GPS機能 | GPS、GLONASS、みちびき対応 |
| 連続稼働時間 | 20時間 |
| 防水対応 | IPX7対応 |
| メーカー | G-SHOCK SPORTS |
| 価格 | 14,080円(税込) |



雨の中のランニングでもOK!連続20時間まで計測できるから、ウルトラマラソンでも対応できます。
正しく測るための「使い方」とGarmin併用の現実


Runmetrixの分析精度を最大限に引き出すためには、面倒な操作マニュアルを覚える必要はありませんが、以下の「2つの運用ルール」だけは押さえておく必要があります。
1. 装着位置は「背面のパンツ中央」に垂直固定
センサーの取り付け位置が斜めになったり、走っている最中にウエストポーチやウェアごと横にズレたりすると、骨盤の傾きや軸ブレの計測値に大きなエラーが発生します。
背骨の延長線上(腰の後ろの中央)にクリップでしっかり垂直に挟み込むことが唯一にして最大のポイントです。
2. Garminとの併用は「二重スタート」が基本
Garminウォッチの計測開始ボタンとRunmetrixセンサーは連動しません。
- 腰の後ろ中央にRunmetrixセンサーを正しく装着する
- Runmetrixセンサー本体のボタンを長押しして計測を開始する
- Garminウォッチ側でも通常通りランニングアクティビティを開始して走る
- 走り終わったら、両方のデバイスでそれぞれ計測を終了・保存する
走る直前に「センサー本体のボタンを長押しして計測開始」し、続いて「Garminウォッチ側でもランニングを開始」という二重操作を行います。
走った後は、Garminでリアルタイムの心拍・ペースを確認し、帰宅後にRunmetrixアプリでフォームの答え合わせをする役割分担がスムーズです。
購入前に知っておくべきデメリットと注意点


フォーム分析ツールとして優れている反面、実際に運用する中で感じた注意点もあります。
毎回2つのデバイスを起動・充電する手間がかかる
Garminウォッチとセンサー本体の両方でスタート操作が必要なため、手軽にサッと走り出したい時には少し面倒に感じることがあります。
タイツやショーツのウエストが緩いと揺れる
センサー自体に重みがあるため、ウエストゴムがゆるいウェアだと走る振動でセンサーが上下に暴れ、正確なデータが取れない場合があります。
新品の入手が難しくなっている
現在、メーカーでの新規販売状況により新品の取り扱いが減っており入手困難な状態となっています。
購入を検討する場合は在庫状況や中古市場の確認が必要です。


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まとめ:Runmetrixはどんなランナーが買うべきか?


Runmetrixは、以下のようなランナーに自信を持っておすすめできます。
- 練習しているのにタイムが伸び悩んでいる人
- 怪我が多く、自分の走りの癖や負担がかかっている部位を知りたい人
- ロジカルにフォーム改善を進めたいデータ派のランナー
単に距離やペースを記録するだけでなく、「どう走ったか」を分析することで、次の練習への明確な課題が見えてきます。フォーム改善に本気で取り組みたい方は、導入する価値が十分にあります。
では、また。ライスパでした。










