ランニング歴8年、走行距離1万キロ突破した私が、実際に使用して、レビューを書いています。
あなただけのランニングコーチがいたら、便利だと思いませんか?
素人で、専属のランニングコーチは、なかなか難しいですよね。お金もないし、そこまでガチじゃないし。でも早く走りたい。
それを実現してくれるのが、「ランメトリックス」です。
「カシオ」と「アシックス」が共同開発をした、あなた専属のランニングコーチです。
ランメトリックスは、ランニングフォームを分析してくれて、改善トレーニングを教えてくれるという優れものです。
特徴やメリットを中心に解説し、わかりづらい使い方も、画像付きで説明するので、是非ご覧ください!
※気になる項目があれば、「目次をクリック」すれば、該当する項目に飛べます。読みたい項目がある人は、クリックしてください。
6ヶ月使ったレビュー記事も書きました。実際の使用感を知りたい人は、こちらもご確認ください。
レビュー記事はこちら
RUNMETRIX(ランメトリックス)とは?
Runmetrix(ランメトリックス)は、モーションセンサーとアプリを使って自分のランニングフォームやペースを
自動的に分析してくれるツールです。
G-SHOCKでお馴染のカシオと、ランニングメーカーのアシックスの2社が、共同開発したのが「Runmetrix(ランメトリックス)」となります。
RUNMETRIX(ランメトリックス)の特徴、できる事
2021年3月にカシオからリリースされたランメトリックス「CMT-S20R-AS」は、コンパクトなモーションセンサーを体に取り付けるだけで走りや動きを感知してくれます。
GPS機能とセンシング技術でランニング計測を行ってくれ、汗や雨などで濡れても安心して使えるIPX7相当の防水機能を実現。
装着すれば、勝手に測定してくれます!
1回の充電で約20時間の連続使用が可能となりフルマラソンでも問題ありません。
結局ランメトリックスは、具体的に何ができるの?
- ピッチ
- スライド
- 設置時間
- 蹴り出し加速度
- 減速量
- 上下動
- 腰の沈み込み
- 左右方向衝撃
- 体感の後傾
- 骨盤の回転
- 骨盤の左右傾き
「ピッチ」や「スライド幅」などは、GPS付きのランニングウォッチでも測定はできます。
しかし、「骨盤の回転」や「左右の傾き」などは、このランメトリックスが計測できる、特徴的な指標であり、数値となります。
自分の走りの詳細を「数値で分析してくれる」ので、客観的に判断できます。
RUNMETRIX(ランメトリックス)の商品詳細
型番 | CMT-S20R-AS |
---|---|
通信機能 | Bluetooth5.0 |
外部接続端子 | マイクロUSB |
搭載センサー | 9軸センサー(加速度、ジャイロ、磁気)、気圧 |
GPS機能 | GPS、GLONASS、みちびき対応 |
連続稼働時間 | 20時間 |
防水対応 | IPX7対応 |
メーカー | G-SHOCK SPORTS |
価格 | 14,080円(税込) |
雨の中のランニングでもOK!連続20時間まで計測できるから、ウルトラマラソンでも対応できますね。
RUNMETRIX(ランメトリックス)の使い方・設定
初めて使おうと思った時、使い方が分かりづらかった・・・。
せっかくいいツールなのに、使い方がわかりづらいのは、もったいないです。
だから、私がわかりやすく解説します。
ランメトリックスの使い方・設定(初回設定編)
- ランメトリックスのアプリをダウンロード
- 「アプリ」と「デバイス」を連携する
「アプリ」と「デバイス」の連携は、手順どおり行えば、問題なく連携できます。
ランメトリックスの使い方(7つのステップ)
ランニングをスタートするまでには、7つのステップがあります。
覚えてしまえば、簡単なので理解しちゃいましょう。
動画はこちらから!
とはいえ、いざランニングをしようという時に、使い方がわからなくて、動画を見るのも面倒くさいです。
そのようなときは、次のSTEPを確認ください。YouTubeのキャプションをとりました
この動画は、①②が完了した状態です。
具体的に書くと、スマホアプリとペアリングが完了した状態です。(③のGPSの補足は完了してないので、オレンジ色)
ボタンを2秒押せば、すぐに電源が切れます。
これで使い方はバッチリですね!あと、「おすすめ設定」を一つだけ紹介します。
ランメトリックスのおすすめ設定(オートポーズ)
是非設定して欲しいのは、「オートポーズ」です。「オートポーズ」とは、立ち止まった時に、計測がストップする事です。
信号や休憩時に、計測が自動的にストップしてくれるので、タイムを計測している場合、正確な数値を維持してくれます。
是非設定しておきましょう。
これで「立ち止まった時」に計測がストップします。
簡単ですよね
RUNMETRIX(ランメトリックス)のメリット・デメリット
使い方が長くなりましたが、ここからは、ランメトリックスの「メリット」「デメリット」を紹介します。
- 走り方を具体的に分析してくれる
- 結果に応じた、改善プログラムを提案してくれる
- 走り方の癖がなくなる
- 自然なフォームで走れるようになる
- 走るのが楽しくなる
メリット①:走り方を具体的に分析してくれる
ランメトリックスの特徴は、「走り方を分析してくれる事」です。
分析結果の画面は、ビジュアルと数値で紹介してくれるので、非常にわかりやすくなっています。
- 骨盤を軸とした全身の連動
- 動きの力強さ
- スムーズな重心移動
- 左右対称性
- 安定した姿勢
- 負担の少ない接地
自分では気が付かない軸のブレや走り方のクセが図解で理解できます。
メリット②:結果に応じた、改善プログラムを提案してくれる
ランメトリックスは、あなた自身の走り応じて、ランニングフォームを良くするための、改善プログラムを提案してくれます。
ランニングアプリの「Runtrip」のYouTubeでは、「ランメトリックスを3ヶ月使って、数値がどう変わったか?」を調べた動画をUPしています。
このように、個人別で改善プログラムを作ってくれるから、素人には、助かりますね。
1人で走っていると、誰も指摘してくれないから、すごく重宝します。
メリット③:走り方のクセがなくなる
メリット②で書いた通り、ランメトリックスは『あなたの走りを分析してくれます。』
アシックスは、1万人のランナーのデータを参考にして、ランニングフォームを解析しています。
ランメトリックスは、あなたの走り方のどこが悪いか?または、どこが良い点か、を教えてくれます。
だから、クセがないランニングフォームを手に入れる事ができます。
ハーフマラソンのような長距離になるほど、クセがないフォームの方がラクに走れるよね!
メリット④:自然なフォームで走れるようになる
クセがないランニングフォームを手に入れられると、どうなるか?
今より、楽に走ることができるようになります。
- 正しいフォームで走れるようになる
- 無駄なチカラをなくし、走ることができる
- 故障を防ぐ、走り方をすることができる
せっかく走るなら、より長距離を、より楽に早く走りたいですよね!
メリット⑤:走るのが楽しくなる
練習や大会で、以前より早く走れたり、長距離が走れるようになると、嬉しいですよね。
ランメトリックスを使えば、正しいランニングフォームを手に入れられるから、早く長い距離を走れるようになります。
結果的に、走るのが楽しくなりますね。
走る続けることで、健康にもなるし、良い循環になりますね。
このように、ランメトリックスは、ランニングが楽しくなるという大きなメリットがあります。
私は、「もっと早く使えば良かった。」と思っています。
一方で気になる点もあるので、正直に紹介します。
- 販売価格が14,080円(税込)と高い
- 説明書がない、検索しても出てこない
- 操作がわかりづらい
デメリット①:販売価格が14,080円(税込)と高い
「CMT-S20R-AS」の定価は、14,080円(税込)です。
ランニングフォームの分析や、様々な機能が付与されているので、仕方ないですね。
とはいえ、少し高い・・・。
なぜならこの「CMT-S20R-AS」は、必須アイテムではないからです。
必須アイテムであるシューズ、ウェアなどを揃えた後に購入するのが、このランメトリックス。
せめて1万円くらいなら助かるんだけど・・・
デメリット②:説明書がない?検索しても出てこない
初めてランメトリックスを装着して、ランニングしようとした際に、「使い方がわかりませんでした・・・。」
公式HP見ても、わかんないじゃん・・・。
Googleで『ランメトリックス 説明書』で検索すると、それっぽいページを飛びますが、使い方は書いてませんでした。
だから、テキストでわかるページを、カシオには作ってもらいたいです。
このわかりづらさを解消するために、この記事を執筆したんですけどね。
ぜひお願いします。
デメリット③:操作がわかりづらい
デメリット②の「説明書がわかりづらい」に続いて、今度は操作性のお話です。
ランメトリックスは「本体の操作だけでは、操作がわかりづらい」ことが、不満です。
ランプの色と点滅だけで、判断しないといけないなんて無理・・・。
もう少し説明しますね。初めてランメトリックスを使用した時は、ちゃんと作動しているかわからず不安でした。
なぜならランメトリックスは、「ランプの色、点滅」で判断する必要があるからです
最近はタッチパネルが主流になっていて動作が目で見えることが多いので、ランプの点滅だけでは不安になってしまいました。
ただこの問題は、スマホアプリやApple Watchや専属のG-SHOCKを利用すれば解決します。例えば、ランメトリックスのスマホアプリがあれば、アプリの画面を見ながら、操作ができます。
とはいえ、次回作では、『わかりやすい操作性のデバイス』でお願いします。
RUNMETRIX(ランメトリックス)を使用した感想・レビュー
デメリットも書きましたが、私は購入して「本当に良かった」と思っています。
「使い方」、「使い始めの操作性」には不満はあるものの、設定や使い方を覚えてしまえば問題ありません。
これらの不満より、計測されるデータの多さに満足しています。
今までは自分自身で『このランニングフォームは、正しいはず。』と思うしかありませんでした。
しかし、ランメトリックスを導入した事で、自身のランニングを見直すきっかけになりました。
今の私はタイムを縮めたいとか、ガチな目標はありませんが、ラクして早く走りたいとは、思っています。
こんな私にも最高のツールになりました。
ランニングフォームを改善して、数ヶ月後の変化も楽しみたいと思います。
RUNMETRIX(ランメトリックス)で、よくある質問
RUNMETRIX(ランメトリックス)のまとめ
ランメトリックスの特徴から、メリットや質問などを紹介してきましたが、「なんか良い商品だな」と思ってもらえたでしょうか!?
長くなったので、簡単にまとめておきます。
ランメトリックスを活用すれば、明るい未来が待っています。
- 正しいランニングフォームに修正できる
- いつもより、ラクに走る事ができる
- いつもより、ラクに長い距離を走る事ができる
- 今までより、タイムを短縮する事ができる
- 大会で、参加するのが楽しくなる
走る事が、楽しくなるよ!!
メリットは、みなさん別々だと思います。
ただ、ランメトリックスを使ってわかった事は、「メリットしかない」という事です。
とはいえ、気軽に購入できる価格ではないと思うので、必要であれば、ぜひ購入を検討してください。
この記事がみなさんの「ランメトリックス購入」の役に立てば嬉しいです。
では、また。ライスパでした。