
どうも、ランニングギア研究所のライトニングスパイラルです。
2025年も残すところあとわずか。皆さんはどんなランニングイヤーでしたか?
走る男性「今年はよく走った~」



「なんとなく速くなった気がする」
せっかく走ってきて、ふんわりした感想で一年を終わらせるのはもったいないかなと思います。
私たち市民ランナーは、限られた時間とお金をやりくりする必要があります。そこで、
- どの時期にパフォーマンスが伸びたのか?
- 何にお金を使えば、タイムをお金で買えるのか?
という感覚ではなく、Garminの走行データと購買履歴に残された「事実としての数字」で、2025年を丸裸にしてみようと思います。
理系ランナーが導き出す、来年もっと賢く走るための「実験レポート」。
ぜひ最後までお付き合いください。
第1部:身体データ分析「エンジンの性能はどう変わったか?」
まずは、私というランナーの「エンジン性能」の変化です。
Garmin Connectから抽出した2025年の月別走行データを分析します。(1~11月まで)
2025年 走行データ推移
| 年月 | 月間走行距離 | 平均ペース | 平均心拍 | VO2Max | 備考 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2025/11 | 140.02 km | 05:45 /km | 150 bpm | 55 | ハーフ参加 |
| 2025/10 | 107.19 km | 05:21 /km | 153 bpm | 53 | ハーフ参加 |
| 2025/09 | 114.58 km | 05:41 /km | 155 bpm | 57 | 残暑・維持期 |
| 2025/08 | 112.46 km | 05:47 /km | 153 bpm | 57 | 夏の粘り(月間100kmキープ) |
| 2025/07 | 120.39 km | 05:48 /km | 153 bpm | 58 | |
| 2025/06 | 114.26 km | 05:39 /km | 154 bpm | 58 | 梅雨時期も継続 |
| 2025/05 | 117.99 km | 05:32 /km | 154 bpm | 63 | パフォーマンスのピーク |
| 2025/04 | 106.13 km | 05:43 /km | 156 bpm | 54 | 年度始め |
| 2025/03 | 112.46 km | 05:45 /km | 148 bpm | 56 | フル参加 |
| 2025/02 | 117.10 km | 05:56 /km | 152 bpm | 57 | ハーフ参加 |
| 2025/01 | 136.14 km | 05:43 /km | 151 bpm | 56 | 正月走り込み |
分析①:「5月の覚醒」と「VO2Max 63」の正体


データを見て一目瞭然なのが、5月のパフォーマンスの高さです。平均ペース5分32秒、VO2Maxは年間最高の「63」を記録しています。



どうしたの?
答えはシンプルで、1月〜3月にしっかりと距離を踏んだ(月間110〜130km台)成果が、気温の最適な5月に遅れてやってきたからです。
「春のタイムは冬に作られる」という格言は、生理学的にも正しいことが数字で証明されました。



地道な努力が実を結んだんだね
分析②:猛暑の8月も「月間100km」を死守


特筆すべきは、酷暑の8月でも112kmを走り切っている点です。
ペースこそ5分47秒と落ちていますが、ここで距離を落とさず粘ったことが、9月以降のVO2Maxの維持(57前後)につながっています。



暑くてさぼっちゃった…
「暑いから走らない」ではなく、「ペースを落としてでも距離を踏む」。
この地味な継続が、秋以降のレースシーズンで崩れない土台になっています。



めちゃくちゃ遅いジョグでも効果があります。ぜひお試しを
分析③:フォームの完成を示す「ピッチ数」


表にはありませんが、特筆すべきは平均ピッチ(spm)の安定感です。
1月(178spm)から11月(176spm)まで、年間を通してほぼ変動がありません。



一定のリズム。安定しているね。
調子が良い時も悪い時も、一定のリズム(ケイデンス)を刻めています。これは、無駄な上下動を削ぎ落とし、省エネ走法が身体に染み付いている証拠です。
「速く走る」のではなく「効率よく走る」。



15年間のランニング生活で、ようやくここまできました。
私は15年かかりましたが、本気でデータに向き合ったのは1~2年程度なので、今からスタートすれば1年後には効果が現れるはず!
第2部:投資データ分析「タイムはお金で買えるのか?」


次に、お財布事情の分析です。
「速くなるために、何にお金を使うべきか?」
2025年に購入したランニング関連アイテムを、独自の指標「CPK(Cost Per Kilometer:1kmあたりのコスト)」で格付けしました。



購入金額÷走行距離=1kmあたりのコスト
【S評価】神コスパ!迷わず買うべき「投資」アイテム


数字で見て「これは安すぎる」と感じた、ROI(投資対効果)最強の3選です。



参考にしちゃうよ
1. ザバス(SAVAS) プロ ウェイトダウン & ソイプロテイン


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カテゴリー | 食品 |
| 年間投資額 | 12,497円(3袋分) |
| CPK(キロ単価) | 約10円/km |
ザバスのプロテインは、私の身体を作る燃料代です。
特筆すべきは「ウェイトダウン(減量用)」or「ソイプロテイン」を選んでいる点。
物理学的に、物体(身体)が軽ければ軽いほど、移動に必要なエネルギーは減ります。



うう、体重落としたい…
1kmあたりわずか10円で「軽量化されたボディ」を維持できるなら、数万円のカーボンシューズで数グラム削るより、遥かにコスパが良い投資となります。



筋肉が付きすぎないのもランナーには嬉しいですね


2. アミノバイタル クエン酸チャージウォーター


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カテゴリー | 食品 |
| 年間投資額 | 5,646円(3箱分) |
| CPK(キロ単価) | 約5円/km |
私は、4月、6月、9月と定期的に購入履歴があり、8キロ以上のランでは必ず準備して走っています。



直近5年間、これを飲み続けています
30代を超えると、練習そのものより「いかに疲労を抜くか」が重要になります。翌日に疲れを残さず、質の高い練習を継続するための必要経費。
ここをケチると、結局怪我をして高くつきます。



味も飲みやすいね
3. ニューバランス フューエルセル レベル v5


| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カテゴリー | シューズ |
| 年間投資額 | 16,940円(7月購入) |
| 推定走行距離 | 約500km |
| CPK(キロ単価) | 約34円/km |
7月に投入したニューバランスのフューエルセルレベル5。
8月の落ち込みから、9月以降のペース回復(5:41/km)へのV字回復は、このシューズの反発力と扱いやすさのおかげです。



すごく万能なシューズだよね
ジョグからペース走までこなせる万能さがあるので、困ったらこのシューズを選んでいます。


【番外編】高額だが「プライスレス」な投資


Insta360 GO 3S 128GB


- カテゴリ: ガジェット
- 購入価格: 50,000円
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カテゴリー | ガジェット |
| 年間投資額 | 50,000円 |
| CPK(キロ単価) | 約500円/km |
単価は高いですが、レースの臨場感や、仲間との思い出を「映像」で残せる価値は計算できません。



大会、ランニングを数年後に思い出せるのは良いね!
また、自分のランニングフォームを客観的に撮影・分析できるため、フォーム改善のツールとしても優秀です。
ブログやSNSでの発信活動においても、最強の武器となりました。



レースだけでなく、日常、旅行でも活躍すると考えれば価値は高いです


【C評価】正直、失敗だった「浪費」アイテム(自戒)


東京レガシーハーフ記念グッズ(アームスリーブ)


- カテゴリ: ウェア
- 投資額: 4,000円
- 使用回数: 2回
- 1回あたりのコスト: 約2,000円
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| カテゴリー | ウェア |
| 年間投資額 | 4,000円 |
| 使用回数 | 2回 |
| CPK(キロ単価) | 約133円/km |
データは嘘をつきません。これは痛い出費でした(笑)。
大会のテンションで「記念だから!」と購入しましたが、機能性で選んだわけではないため、日常の練習では手が伸びません。
1回使うのに2,000円払っている計算になります。高級ランチが食べられますね。



教訓…「記念品」はあくまで「飾り」。実用品としてのROIを期待してはいけない。
第3部:2026年の戦略「賢く、速く、長く走る」


データ分析から導き出された、来年の戦略は以下の3点です。
「内側」への投資比率を上げる
今年のS評価アイテムを見ても分かる通り、ギアそのものよりも「プロテイン」や「アミノ酸」といったコンディショニング系への投資が、最もパフォーマンスに直結していました。



ウェアやシューズより、日々の食品が重要なんだね
2026年も、身体の内側への課金は惜しみません。
夏を「耐える」ための設備投資
8月のデータ低下を防ぐため、来年は冷却ベストや深部体温を下げるアイテムへ重点的に投資します。
「根性」で夏は乗り切れません。「科学」で乗り切ります。



僕も暑さ対策考えよう!
継続こそが最大のコスパ
どんなに高いシューズもウォッチも、走らなければCPK(キロ単価)は無限大に跳ね上がります。
コンスタントに走り続けること。それが結果的に、すべてのギアのコスパを最強にします。



ランニングほど継続が大事な運動はないよね
まとめ:データは「ランニングの通知表」


感覚で走るのも楽しいですが、「データ」で走ると、ランニングはもっとクリアになります。
- 「なぜ遅くなったのか?」
- 「なぜこのシューズを買ったのか?」
その理由が数字で説明できるようになると、無駄な迷いが消え、走ることがよりシンプルに、楽しくなります。



ちゃんと考えよう!



効率よく楽しく走りたい!
皆さんの2025年の「ベストバイ」は何でしたか?もしよければ、X(旧Twitter)やコメントで教えてください。
2026年も、ロジカルに、そして情熱的に走り抜けましょう。



最後まで読んでいただきありがとうございました
ランニングに関するガジェットやデータを用いた記事も多数掲載してますので、ぜひ読んでみてください。
ではまたランニングギア研究所でした。












